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以前から何度か熱帯魚撮影用に魚を驚かせずにすむ望遠レンズが欲しいとこのブログでも言っていたのですが,高いものや最大撮影倍率が低いものが多くてなかなか手が出ませんでした.

このたびTamronから50-400mm F4.5-6.3というなんと8倍の光学ズームが出たので衝動買いしてしまいました.(どうせ最近忙しくて写真なんかあんまり撮れないだろうに... )このクラスとしては多少軽いのであわよくば登山に持って行けるかもという下心もあります.富士山とかが大きく撮れると楽しそうです.

今日はとりあえず開封したのでその様子をお伝えします.なんか発売日にものを買うというのがかなり久しぶりなのでそれだけでもワクワクしてしまいます.

開封

今回はマップカメラで購入しましたが,いつもどおり大きな段ボールで到着.中にかなり大量の緩衝材がありました.ありがたや.パッケージ本体は白基調のシンプルな外装でSigmaと似ている気がしないでもないです.流石に望遠レンズだけあって箱は大きめです.

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中身はシンプルに本体とレンズフード,前後キャップだけです. まあペラペラなレンズフードがついてきてもどうせ使わないので合理的ですかね. 三脚座も別売りらしく,これは同梱して欲しかった... そのうち購入します.

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小さい軽いといってもあくまで「望遠レンズとしては」という枕詞がつきます.公称でφ88.5mm×183.4mm,1155gなのでやはり重く大きいです.Sigma 105mmがφ74mm × 135.6mm,710gですが,数字以上に重さに差を感じます.これはちょっと気軽に登山に持っていける感じではなさそう...

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機能性

機能としては,Fnボタン,手ぶれ補正スイッチ,カスタムスイッチ(後述),ズームロックスイッチ,USB-Cポートがついています.AF-MFの切り替えスイッチはついていません.これはあってもよかったのでは...

まずFn,手ぶれ補正(モード1,モード2,OFF),カスタムスイッチ(1,2,3)はまとまった場所にあります.

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Fnボタンは本体側からのカスタムに対応する他,後述のTamron Utilityで独自のカスタムをすることもできます.手ぶれ補正は通常モード(モード1)とスポーツモード(モード2)を利用可能.カスタムスイッチはTamron Utilityでカスタム可能ですが,逆にカメラ側からはいじれないのでTamron Utilityを使わないと意味のないスイッチに.

さらにカメラに装着した時の右手側にはズームロックスイッチを搭載しています.これは50mm時のみズームリングをロックできる仕組みになっています.ズームリングもそんなに軽くないのでわざわざ使わなくても大丈夫だとは思いますが,ないよりはあった方がよいですよね!

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カメラに装着した時の根本付近の左手側にはUSB-Cポートがついていて,パソコンと接続してファームウェアアップデートやTamron utilityでのカスタマイズに対応しています.露出しているのは怖いので(一応防水らしいですが)後でキャップでも買ってつけておくつもりです.

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その他

ズームリングの感触は程よい重さで良好に感じます.一方でピントリングは少し緩いでしょうか.巻いてあるゴムの凹凸がかなりしっかりしているので力をかけやすいのかもしれません.

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(おなじ100mmくらいでSigmaと比較)
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(ゴム巻きの溝がtamronの方が深い)

400mmまで伸ばした時の全長は250mm程度あります.100mmまではあまり伸びないですがその後急激に伸びていきます.ちなみに解放F値は50-70mmくらいまで4.5,90mmくらいまで5.0,140mmくらいまでF5.6,その先400mmまでが6.3です.

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α7ivに装着してみました. 流石にフロントヘビーで,今まで使っていたSigmaの105mmやSEL24105Gと比べると明確に一段大きさや重さを感じます. そのうち低山に持って行ってどんな感じかテストしてみようと思います.

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SEL24105G,Sigma105mmと比較.ぱっと見そこまででもなさそうなのですが,太さ長さともに一段上なので見た目以上に差があります.

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Tamron Lens Utility

https://www.tamron.jp/support/lensutility.html からダウンロードできます.インストール手順は公式ドキュメントを参照.いざレンズを接続しようと思ったらまさかの認識されない問題が... 手持ちのケーブルを何本か試してみましたがいずれもダメ.

公式いわく専用のUSBケーブルを使ってくださいとのことなのでそれが原因かもしれませんが,PC本体のUSBデバイスとしても認識されない事態になっております.Mac,Windows両方試したのですが両方ダメでした.

仮にケーブルの問題だとして,このソフトウェアを使うためだけに専用のケーブルを2500円で買えと言われても躊躇しますね... うーんどうしたものか... とりあえずはカスタマイズはなしで使っていこうと思います.

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